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【中国のレッドリスト】絶滅の危機に瀕している動物10選!

世界各国で経済発展が進む中で、人々は豊かになりますが、その陰で生息地を奪われている動物がいることを考えたことがありますか?なかなか難しい問題ですよね…。

人間も生きる為、土地を開発する、しかし動物は生きていけない。知らず識らずのうちに、私たちも動物を大切にしていなかったかもしれませんね!

そんな中で、中国は最近急速な成長を遂げて世界級の超大国となりました。その中国に視点を当てて、中国固有の絶滅危惧種をまとめてみました!

ジャイアントパンダ

出典 http://data.travel.sina.com.cn/page/trip.php?id=2989

中国名:大熊猫

生息地域:四川省 甘粛省

生息数:1000体


中国の古代国宝として大事にされているジャイアントパンダですが、絶滅危惧種に指定されています。日本でも上野動物園を初めとした数少ない動物園で見ることはできます。

希少な絶滅危惧種ではありますが、古い時代から生息していました。マンモスやジャイアントバクなど教科書や博物館でしか見たことのない伝説の動物と同じ時代を生きていた為『生きた化石』とまで言われており、生存していること自体が奇跡です。

現在では四川省、甘粛省など40の地域にのみ生息しており、多くは動物園で保護されています。人間の活動範囲が広がり、山を開拓していったことによってパンダ自体の数も年々減少していき『絶滅危惧種』に指定されました。その生存数は1000体と言われ、中国では『国宝』『友好使者』として保護活動に尽力されています。

キンシコウ

出典 https://k.sina.cn/article_1449770150_p5669bca602700d5b3.html

中国名:金丝猴

生息地域:四川省 雲南省 湖北省

生息数:1000体以下


可愛い顔をしているキンシコウは、目と口は白くてマントのようなフサフサな毛が特徴的です。主に1300m以上の標高の高いところに生息しており針葉樹や広葉樹などの葉っぱを食べています。

最近では農地開発などによる、生息地域破壊や密漁によって生息数は減少しており、絶滅危惧種に指定されています。しかし、規制が強くなったとしても体毛は貴重な資源で毛皮のコートに、肉や骨は薬用になるとして乱獲が後を絶ちません。

ヨウスコウカワイルカ

出典 http://www.hq2011.com/list/140763/index.html

中国名:白鳍豚

生息地域:長江

生息数:不明(絶滅した可能性も)


世界の淡水に生息しているイルカは『アマゾンカワイルカ』『ラプラタカワイルカ』『インドカワイルカ』と『ヨウスコウカワイルカ』の4種類しかいません。

紀元前3世紀ごろには5000頭ほど長江に生息していました。中国ではイルカの神話があり、愛していない男との結婚を拒否した為、親に溺死させられた娘の生まれ変わりとされています。そんなことから『平和の象徴』とされており、長江の女神の愛称として愛されています。

しかし中国の高度成長の陰で、水質汚染や魚の乱獲による食料に不足により、生息エリアが減少し絶滅危惧種として指定されています。しかし正確な調査が出来ず、絶滅した可能性もあると言われています。

ヨウスコウアリゲーター

出典 https://www.sohu.com/a/259804735_100202245

中国名:扬子鳄

生息地域:長江

生息数:不明


ヨウスコウアリゲーターは中国固有のワニで、古代の中国北部に生息していたとされる唯一の子孫であり、今は長江の水域に生息しています。海の方で生息していたワニもいたそうですが、何百年も前に全滅してしまいました。世界には25種類のワニが生息していますが、中国にはヨウスコウアリゲーターとクロコダイルしか生息していません。

ワニの赤ちゃんは非常に体が弱いので、大人になれないものも多いです。また野鳥や野生動物に食べられてしまう可能性高いので、そもそも生息が厳しくなっています。

長江の水質は、中国の発展に伴って汚染されていき、更に赤ちゃんの成長環境は奪われていきました。また湿地帯の環境が変化し、生息エリアも限られ絶滅危惧種に指定され、野生のワニは非常に珍しくなりました。指定後はワニの保護に積極的に乗り出し、人工孵化にも成功していますので、絶滅には至っていません。

アモイトラ

出典 https://baike.baidu.com/item/华南虎/3195145

中国名:华南虎

生息地域:福建省 広東省 江西省

生息数:100体以下


中国固有の虎として『中国虎』とも呼ばれる、世界の虎の中でも最も古い歴史を持っています。前世紀には8種類のスマトラトラやジャワトラなど生息していましたが、現に3種類が絶滅しておりトラ自体も生息の危機に瀕しています。

中国の寄り添う形で、人類と一緒に文化を共に歩んできましたが、人間に食用や商品として乱獲され続け、ほとんどの種が姿を消しました。今残されている20匹の中国虎は孤島に保護されており乱獲できない環境にし、また人工保育でも50匹が飼育されています。

トキ

出典 https://m.zol.com.cn/dcbbs/d34029_1873.html

中国名:朱鹮

生息地域:中国 日本 韓国

生息数:1800羽


日本の国鳥は『キジ』ですが、学名『Nipponia nippon』と呼ばれる、日本を象徴される鳥として有名です。生態学者に『東洋の真珠』と呼ばれるほど美しい渡り鳥で、アジア各国に生息が確認されていましたが、日本やロシアの絶滅が確認されてからは、中国のキジのみとなっています。

キジの生息地は湿地帯であり、木が生い茂っているところでしたが、森林伐採によって卵を産む環境が壊されてしまいました。また殺虫剤の散布により、環境の変化が急激に起こり生息数は激減してしまいました。

しかし1981年に陕西省で2つのキジの卵と7匹の野生のキジを発見し、世界に衝撃を与えました。それ以来、絶滅危惧種として保護されるようになりました。

ミミキジ

出典 https://www.duitang.com/blog/?id=923002981

中国名:褐马鸡

生息地域:山西省

生息数:不明


中国の国鳥として山西省と陕西省のみに生息している固有の野鳥です。ヒゲやツノのように伸びた白い毛は凛々しく、中国の戦国時代の甲冑のモデルとして採用されたりしています。ミミキジはキジの仲間ですが、ワシと互角に戦うほどの攻撃力があり、ワシやタカと同様に強さの象徴として扱われています。

標高3000mの森林や草原に生息していますが、卵を食用として食べられている為、子孫の繁栄が人間の手によって厳しくなり、必然的に生息数は減少していきました。

オグロヅル

出典 https://www.birdnet.cn/thread-47286-1-1.html

中国名:黑颈鹤

生息地域:チベット

生息数:4000羽


チベットの高原に生息する唯一のツルとして、チベット人にとっては神聖な鳥として扱われています。最も古いツルとして記録されており、世界に生息する15種類のツルの一種で、絶滅の危機に瀕しています。

渡り鳥として、夏場に繁殖活動が行われ、冬にヒマラヤ山脈を越えてブータンにまで飛ぶのが確認されています。日本のタンチョウほど派手な出で立ちではありませんが、首が黒く、頭のてっぺんは赤い似たような姿をしています。

チベットに4000羽生息されていると言われており、世界各国合わせても、オグロヅルのほとんどはチベットの高原に生息しています。

チルー

出典 https://www.sohu.com/a/270818801_795849

中国名:藏羚羊

生息地域:チベット

生息数:70000頭


チベットを生息地とするカモシカの仲間で、チベット高原の固有に動物です。1980年代にヨーロッパで流行ったカモシカショールという衣服にカモシカの毛が使われたことで乱獲が始まり、生息数は激減してしまいました。

『ユニコーン』の愛称で呼ばれていたチベットカモシカは、1000年以上前から生息しており、当時は数百万頭いたとされています。チベット人はカモシカと共に文明を歩み、一緒に生活してきました。

今では数百万頭いたチベットカモシカも7万頭まで減少しました。絶滅危惧種に指定されてからもなお違法取引や乱獲が相次ぎ、年々減少の一途をたどっています。

シフゾウ

出典 http://tupian.baike.com/504135/14.html?prd=zutu_thumbs

中国名:麋鹿

生息地域:江蘇省 湖北省

生息数:不明 (現在も増加中)


シフゾウという名前ですが鹿の仲間です。中国の湿地に唯一生息していた鹿ですが、1900年に絶滅が確認されました。しかしヨーロッパに18頭のシフゾウが保護されており、人工飼育を1世紀かけて行い、北京に戻されました。

1985年に北京に38頭戻され、シフエゾの子種をもらいました。それから中国国内でも人工受精が行われ徐々に生息数を増やしていくことに成功しました。今では長江の周辺や湖北省など20カ所を生息地域として復活を遂げました。

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