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【中国北斗衛星】宇宙開発の最先端に!アメリカを抜く衛星技術?

今や自動運転などのAIが発展して、暮らしが便利になった世の中ですが、なんでそんなことできるの?って思われた方は多いのではないでしょうか!

それを可能にしているのが実は『人工衛星』なのです!Googleマップのアプリを開けば、自分が今いるところが表示され、目的地までの距離や時間を計算してくれ、ナビゲーションまでしてくれます。また身近なところでいえば海外のスポーツや番組を見ることができるのは、人工衛星のおかげなのです。

今までアメリカの『GPS』が全世界をカバーしていましたが、中国の『BDS』が取って代わるのではないのかと話題になりました。そもそも『GPS』って衛星の名前だったんだって初めて思いましたけど、どんだけ中国の技術開発が進んでいるんだ!っていうところにも驚きですよね。

今回は『宇宙開発の覇権争い!』って事で、中国の『北斗衛星システム』のことを紹介していきたいと思います。どぞ!

中国北斗衛星航法システム

出典 https://www.sohu.com/a/277933163_348925

北斗衛星(BDS)って何?

中国北斗衛星航法システムは、中国が独自で開発したグローバル衛星航法システムです。その英名が『BeiDou Navigation Satellite System』で略して『BDS』と呼ばれています。

中国の北斗衛星は、現在39機が宇宙空間に存在しています。『中国国家の独立、経済社会発展』を目標に、如何なる状況でも正確なナビゲーションや位置情報を届けられるような、国家最優先の宇宙インフラです。

何が出来るようになるの?

  1. リアルタイムナビゲーション
  2. 高速測位
  3. 正確な時間の測定 (時報)
  4. 位置情報
  5. SMSの通信速度

時代が進むにつれて話題になってきた『自動運転』『5G』も衛星システムの強化が必須になっています。今では衛星に関する特許申請は7万件と世界の主要国を抑えて一位になりました。

一帯一路政策の関連国への航空技術の輸出を行い、今では120カ国と地域にまで拡大しています。今も脈々と受け継がれる『チャイナイズム』が宇宙を支配するほどにまでなるのでしょうか?

北斗衛星の歴史

出典 http://news.ijntv.cn/social/2018-11-20/393636.html

北斗1号

1994年に中国の国家プロジェクトとしてロケットと衛星システムの開発が行われ始めました。2000年には2機の衛星が打ち上げられ、中国独自のシステム基盤構築が始まることとなります。

北斗1号は中国ユーザーのみに対して、ナビゲーションやリアルタイムでのショートメッセージの送信などのサービスを提供することに成功しました。2003年には、更にシステムの精度を上げるために、追加で1機の発射に成功しました。

北斗2号

2004年に『北斗2号』の開発プロジェクトが始まり、2012年末に14機の衛星の打ち上げが成功しました。14機の内訳は『静止軌道衛星5機』『中高度軌道4機』『傾斜静止軌道衛星5機』で、それぞれ違う衛星の動きにより死角のない正確な情報を提供できる衛星となりました。

北斗1号に基づいたシステムに改良を加え、アジア圏のユーザーに位置情報やショートメッセージサービスの速度や正確性をより高めることに成功しました。

北斗3号

2009年から『北斗3号』のシステム開発に着手し、2018年末までに19機の衛星の打ち上げに成功しました。基本的なシステムの構築が完成したため、世界全土に向けてサービスが提供されるようになりました。

北斗1号2号のサービスを更に強化させ、全世界にスピーディな情報が飛び交うようなシステムです。また基地局ネットワークを強化させ、より正確な位置情報やナビゲーションシステムを構築しました。

2019年には51機目の発射が成功し、アメリカの『GPS』を超えて世界の宇宙開発のトップに躍り出ることに成功しました。また目標であった『アメリカ依存』も解消することができ、宇宙開発は成功と言われました。しかし、今もなお新しい開発に向けて動いています。

北斗衛星のここがすごい!

出典 https://k.sina.cn/article_6580755780_1883e5d4400100iu9t.html?from=mil

3種類の軌道で構成

北斗2号を打ち上げられた時に、3種類の別軌道の衛星の打ち上げに成功しました。そのため、1つの衛星で不正確だったポイントを別の2つで補うことができ、より正確な情報が提供できます。

低緯度の場所では高軌道衛星では正確な情報が得れなかったところも、死角をなくす北斗では実現させることが可能になります。

複数の周波数を持つ

北斗衛星システムから複数の周波数を組み合わせることによってサービスの精度を飛躍的にあげることが可能になります。高度なサービスを提供できるとして『5G』実現に急ぐ中国政府は『衛星を使ったメッセージサービス』の先駆者として今後の展開から目が離せない!

世界の主要宇宙開発サプライヤー

出典 https://www8.cao.go.jp/space/comittee/dai68/siryou3.pdf

各国それぞれ独自の開発を行い、システムには各利点があります。その中でも『北斗衛星システム』は5機の静止衛星と30機の軌道衛星の両方でサービス提供でき、数も多いので、各国の情報衛星よりは一歩抜き出ていると言えます!しかし北斗の精度は高いとは言えず、GPSと同じかそれ以下になっています。

アメリカの『GPS』は24機の軌道衛星で構成されています。GPSでは様々な使用用途があります。その中でもGPSを利用して、地球の近くの動きから地震を予測できたり、軍や一般の運転手のナビゲーションまで幅広いです。

欧州連合の『GALILEO』は30機の軌道衛星で構成されており、使用用途は民間企業の目的で使われることが多いです。またGPSよりも10倍も精度が高いと言われています。GPSが『道』を見つけれるのに対して、GALILEOは『ドア』まで判別することができます。

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